このページの先頭です
ここから本文です
  1. トップ
  2. アショカツアーズ流インドの歩き方

アショカツアーズ流インドの歩き方

インドあれこれの記事一覧

*インドの風景*寒い冬もあります!

2016年01月27日 15:20

アショカツアーズのある大阪では、この冬一番の大寒波も少し落ち着いてきました。皆さま、お住まいの地域はいかがでしょうか。特に、豪雪地帯のみなさまには、お気をつけて、お過ごしいただければと思います。


 


さて、所変わって… インドの冬はいかがでしょうか?


 


インドと言えば、「暑い 暑い 暑い」というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、インドといえども、北に足を延ばせば、寒い季節もあります。


例えば、お釈迦さまが亡くなられたことで知られる仏教聖地「クシナガラ」では、冬12月下旬~1月半ばごろが一番寒く、気温0度近くまで下がることもあります。


日本の関西人の多くは、「15度ならまだ暖かいが、10度になると寒すぎる!」と感じているようですので、0度近くまで下がるインドは、充分に「寒い」ということになるでしょう。


 


さて、ここでイメージしていただきたいことがあります。


いくら寒くなったとしても、日本には、暖房が、ユニクロのヒートテックが、ダウンジャケットが、カイロが、ブーツが、手袋、暖かいお風呂があります。


インドの北部、例えばクシナガラの村には、


        …ありません!


        …何一つ、ありません!


        …そもそも、電気がありません!



 


あるのは、焚火です。ひとつの焚火を村人が囲み、集まりあって、あたたかいチャイをすすり、暖をとります。


↓布をグルグル巻いて、少しでも気分を紛わせます。


  


↓お父さんが出稼ぎ先のドバイで買ったありったけの服が防寒です。



あまりに寒くなると、政府から小学校に、「休校」にするように、お達しがでることもあるぐらいです。


↓こんな素足で、学校まで歩く子どももいます。



 


12月下旬~1月半ば、北インド旅行をされる方は、列車、車内、ホテルは暖かいのでご安心いただければと思いますが、少~しだけ、車窓からインドの人々の暮らしも覗いてみてください。寒い季節、電気のない暮らしです。


今日は、寒いインドのお話でした。


ちなみに、2月になると、グングン気温が上がり、朝晩は肌寒いものの、お昼はポカポカ陽気になり、綺麗なお花もたくさん咲きます◎ 寒い冬を過ごすインドの人にとって、これほど待ち遠しい春はないのではないでしょうか。


*インドの素敵なおみやげ* リキシャTシャツ

2015年11月26日 16:19

インドの乗り物といえば、リキシャ(自転車タクシー)ですね。


今日は、そんな 「リキシャ Tシャツ」 をご紹介します。


↓この綺麗なリキシャの絵が、大きく胸と背中に描かれています★


          


 


バザールではなく、ジャイサルメールの綺麗なミュージアム内の、綺麗なお店で買ったので、綺麗なTシャツです!


「綺麗、綺麗」を連発するのは、インドでは、「安くて、綺麗なTシャツ」にお目にかかれるのが、珍しいからです。


屋外に売っているTシャツは、ヨレヨレで、いちど洗うと色落ちがしたり、形が崩れたりしますが、このリキシャTシャツは、厚手のしっかりした生地です。


いかがですか?


 


ちなみに、「かわいいなぁ」と買って帰った、このTシャツ… 日本に帰って冷静になると、「ん? 日本ではいつ着るの?」 …と。


現地では、「いいもん、見つけた!」とウキウキしながら買ったモノも、日本に帰ると出番なし…というのは、「海外旅行おみやげ あるある」 ですね。


 


(もちろん、インドにも ★おしゃれショップ★ がたくさんあるので、そういうお店には、綺麗で素敵なお洋服がたくさんありますよ)

*魅惑のインド*ヴァスコ・ダ・ガマも訪れたコチン

2015年11月24日 10:17


広大な国土を持ち、さまざまな民族、文化にあふれるインド。いざ『インド旅行に行こう!』と思い立っても、一体、どこに行って何を見るのが一番いいのか迷ってしまいます。


多くの方は、デリーを中心とした北インドを訪れ、タージマハルやガンジス河を巡る旅をまずは選ばれますが、もし、『次はインドの別の地域も見てみたい』と思われたら、「南インド」をおすすめします。


 


●南インドの魅力ってなに・・・?


世界遺産や歴史的建造物がたくさん残る北部に比べて、これといって「見るもの」がすぐには思い浮かばない南部。なにを目的に旅をするのか、いまいちわかりづらいかもしれません。


北に劣らず、または北よりもずっと素敵な場所なのに、もったいない!! ということで、インド南西に位置する「コチン」で味わえる“南インドの魅力”についてお伝えしたいと思います。


 


●景色と人にいやされる


コチンはケララ州最大の都市です。ケララの名前の由来は「ケーラー(ヒンディー語)=バナナ」、すなわち「バナナ州」。バナナや椰子の木がいっぱいの南国の雰囲気あふれる地域です。



さらに、暖かい地域独特の温和な人柄の持ち主が多いのか、「人がやさしい」です。旅行中、「おおらかで親切な人が多いな~!」と感じることが度々ありました。


インドでは“悪名高き”警察官までもが穏やかで親切だったのには、心底、驚きました。というのもインドの警察といえば、権力を盾に弱いものいじめをしたり、賄賂を要求したり、インド映画でもよく登場する「悪徳警官」そのものの、本当に最悪の印象しかなかったからです。



もちろん北インドにも心の温かい方々がたくさんいますが、そうではない人たちと遭遇してしまうことも、ままあります。エキサイティングな旅ができるのがインドの楽しさですが、関わる人々もエキサイティングな方ばかりだと心身ともに疲れてしまいそう。ところが南では人々の優しさが疲れを癒してくれるので、何度でも行きたくなってしまうのです。


人々と景色に心癒され、のんびり楽しい時間を過ごせる、というのが最大の魅力だと思います。


 


●緑に囲まれた水郷地帯をボートでのんびり


観光に訪れたい一番のスポットはやはり、「バックウォーター・クルーズ」です。



迷路のように細い水路がたくさんあって、小さなボートやハウスボートでのんびりぷかぷか進みます。途中の中洲のようなところで降りて昼食をとったり、やし酒を作る工場を見学したり。



水郷地帯の中にあるリゾートホテルに宿泊するのもいいかもしれません。ハワイやプーケットとは一味違う、癒しのときが過ごせます。


 


●めずらしい南インド料理を堪能


食べ物は日本で見慣れた「インド料理」とはちょっぴり違っていますが、気候に合っていて、それなりに美味しいです。


私たちが思い描く、油をたっぷり使ったこってり味の「インドカレー」は、ムガル時代に中東からもたらされたイスラム文化と混ざった料理です。南で味わう、「元祖インドカレー」は、さらりととしていて独特の酸味と辛さをもった全くの別物です。



カレーのルーだけでなく、お米で作った主食のウタパムやイドリーやドーサは発効させて作るので、ほんのり酸っぱさがあります。日本ではあまり味わえませんので、ぜひとも現地でご賞味ください。


街中やホテルには北インドカレーを提供するレストランもありますので、日替わりで楽しむと毎日カレーでも飽きません。


 


また、アラビア海を望む町だからこその醍醐味は、シーフード!!



チャイニーズ・フィッシングネットは観光地としても有名ですが、一番の楽しみは、獲れたての魚介類を買えること。(漁が休みの日曜日を除く) 新鮮なイカやえび、お魚を、近くのレストランに持ち込んで、茹でたり焼いたり、好みに合わせて調理してもらうこともできます。


インドの風に吹かれながら食べる新鮮な食材のお料理は、本当に最高です♪


 


●街歩きもまた楽し


町にはキリスト教会やユダヤ協会、ヨーロッパ風の建物が建ち並び、インドのほかの都市の風景とはちょっと違っています。それは、ここが昔、ポルトガルの植民地だったからです。探検家ヴァスコ・ダ・ガマがアフリカを経てのインド航路を発見したことで交易が始まり、後に占領されてしまったという歴史も、ちょっとだけ頭に入れつつ、今は穏やかな街並みを歩いてみましょう。



骨董品やおしゃれ雑貨の店をのぞきながらのんびりと。交通量はそれほど多くなく、北インドの観光地のようにリキシャの客引きや自称ガイドからしつこく声をかけられることも少ないです。


 


●古典舞踊 カタカリダンス


コチンの魅力は、西欧の趣があるだけなく、インド古来の文化も残っているところ。


かならず見ておきたいのが「カタカリダンス」。これは、日本の歌舞伎のように、派手なお化粧とカラフルな衣装を身に着けた男性のみによって演じられる古典舞踊です。題目は、古代インドより伝わる叙事詩マハーバーラタ。神様と神様が戦う、なが~い物語ですが、ストーリーを知らなくたって、動作や顔の表情などを見ていればなんとなく「喜んでる」「怒ってる」「すごく怒ってる」などがわかります。


この踊りの楽しみは、準備段階から始まっています。見世物小屋のようなものが何箇所かあり、どこでもだいたい夜に踊りがはじまりますが、夕方頃に小屋の近くを歩いていると、準備しているところが見られます。


白塗りをして、アイラインを引いて、目の中に木の実を入れて充血させ、ボリュームのあるスカートをはき・・・ほっそりとした普通のお兄さんが、だんだんとおそろしく威厳のある神様の姿になっていきます。化粧の途中の姿の写真をとってもぜんぜんオッケー!北インドなら『写真撮影代(チップ)』をすかさず要求されそうですが、ここでは誰もそんなことしません。


ぬりぬり...


          ↓↓↓


ジャーン!


 


南インドには、旅人をやさしく受け入れてくれる「おおらかさ」があります。


家族旅行でも、ご友人とでも、カップルでも、一人旅でも、初めてのインド旅行でも、何度目かのインド旅行でも、きっとあなたを幸せな気持ちにしてくれるでしょう。


 


コチンのほかにも、南端のカニャクマリ(コモリン岬)や、南東のタミルナード州の都市など、魅力的な町がたくさんありますので、いずれご案内できれば、と思っております。。。


 


<南インドをのんびり楽しむツアーはこちら>

*インドの謎*カレーは手で食べる?

2015年11月17日 10:02


『インドに行ったら手でカレーを食べなければならない、と聞きましたが、手で食べるのが苦手なので心配・・・』というお問合せを、今でもたまにお受けします。


そうですね。日本で暮らすほとんどの方は、手での食事が得意ではないと思いますが、どうぞご安心ください!インドのレストランでは、スプーン・フォーク・ナイフはもちろん、中華や和食のお店では、お箸も配膳されます。


------------------------------


それでもあえて「手で食べてみたい!」と思われる方は、インド流の食べ方をレッツ・トライ☆


 ★★★★★★★★★★★★★★★★
 1、ライスとカレーを「右手の指先」で混ぜます。
 2、いい感じに混ざったら、親指以外の4本の指先をそろえ、一口分をすくいます。
 3、指先をすぼめてスプーンの様にし、親指を曲げて4本の指の付け根におきます。
 4、親指で押し出して、口の中に放り込みます。
 ★★★★★★★★★★★★★★★★


インドの方によると「好きな具合に混ぜられるし温度もよく分かるので、スプーンを使うよりも美味しく感じる」らしいのですが、慣れていない私たちにとっては、手全体がカレーまみれになったり、口に入れる際に指をしゃぶったりしてあまりお行儀よく食べられないのが難点です。


カレーが触れる範囲をできるだけ小さくすませ、手と口が触れないようにするのが品よく食べるポイントです。


(注:ホテル内などの高級レストランではなく、必ず大衆的な定食屋やダバでお試しくださいね)


 


IT産業の最先端を行く一方で、「スプーンが無い」イメージも存在するインド。


ほんとうに摩訶不思議な国です。


------------------------------


 


★イチオシツアー!カレー好き集まれ!★


 インドを食す“デリー・アグラ・ジャイプール”マサラの旅 6日間【エアインディア 大阪発】


 インドを食す“デリー・アグラ・ジャイプール”マサラの旅 6日間【ANA 日本各地発】

*インドの風景*早朝のガンジス河で、チャイどうぞ。

2015年11月11日 10:00

早起きして、ガンジス河へ。


夜がすっかり明けたころ、ガンジス河を眺めて、のんびりした時間♪


おじさんが、チャイをごちそうしてくれました。



 


「朝イチのチャイ~、おいしそ~」と思って一口いただくと、


「んん?」… いわゆるスパイス入りミルクティではありませんでした。


しょうが湯に似た、かつて飲んだことのないような味、「体にいいよ」と勧めてくれたけど…


「ううぅぅうう」… おいしくはないです。


 


さぁ!


チャイを飲んだら、1日のはじまり、はじまり!


おじさんの仕事開始!


おじさんのお店オープン!


…って、何のお仕事かな…


 


↓こちら、おじさんの商売道具↓



画質悪いですが、何かおわかりですか?


くし、はさみ、かみそり ...


そうです、おじさんは路上の床屋さんでした!


 


今日も、素敵な1日になりますように~☆