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印度スタイルの記事一覧
*インドの風景*Я 珍時計 R@ベナレス
2016年03月09日 15:36
自分の目を疑いたくなる瞬間があります。
インドにいると、日常茶飯事です。
まさに、ぶらぶらとベナレス街歩きをしていた時のこと。
古びた電話屋で、目に入ってきたこの時計に、思わず駆け寄りました。
「えええぇぇ~! ええええぇええ~! なに? なに? どうなってるの?」
電話屋のおじさんに質問攻め…
やや引き気味のおじさんに、わたしはお構いなし。
この時計は、「20年近く前のインドの製品で、限定品」とのことでした。
ちなみに、短針がさしているのは「8」ですが、実際は「4時」でした。
街をブラブラしてみると、おもしろいものがたくさん見れますね。
インドでは、日本の100倍の確率でおもしろいものと遭遇する気がします。
ぜひとも、インドでは、ぶらぶら街歩きも楽しんでみてください♪
う~ん、インドに行きたくなってきた? …でしょうか。
*インドの風景*象さんの散歩
2016年02月19日 10:00
ウソのほうな、ホントの話。
インドでは、犬の散歩のように、象さんが散歩しています!
たとえば、この写真↓の象さんは、朝と夕方の散歩が日課です。一緒に写っているおじさんが、「象使いさん」です。
この象さんたちは、村のお祭り、結婚式などのイベントで活躍します。
日本からの旅行者もビックリ! 一緒に記念撮影を~★
村に住んでいる象さんが散歩していることもあれば、村から村へ、街から街へ、何十キロも大移動している象さんに遭遇することもあります。
ラクダさんもいますよ。
首都デリーで巻き起こる大渋滞… 牛さんが道を闊歩しているのが原因かと思いきや、象さんがノロノロ歩きしているのが、原因だったり…。
真相は、ぜひインドでお確かめください★
*インドの風景*♪野に咲く~花のように~♪
2016年02月12日 10:00
まだまだ寒い日がつづきますね。みなさん、体調など崩されてないでしょうか。
一足早く、インドには春がやってきます!
みなさんがよく観光で訪れる北インドは、朝晩はまだ寒いのですが、お昼はポカポカ陽気です。
↓この景色を見て、この歌を口づざむ日本人多数…(30歳以上・裸の大将世代 限定)
♪野に咲く~花のように~風にふかれて~♪
せっかく気持ちよく口づさまれているので、クギをさすようで申し訳ないのですが…
歌っている方の大半(ほぼ100%)は、この花を【菜の花】と思われていますが、正解は【からし菜】で~す。
他にも、インドでは美しい花がたくさん咲きます♪
♪バ~ラが咲いた バ~ラが咲いた 真っ赤なバ~ラ~が~♪
さらに、美しい夕陽!
さぁ、みなさんも、インドでゆっくり、ゆったり、過ごしてみませんか?
*インドの伝統*知っているようで知らない…アーユルヴェーダのこと
2016年02月05日 10:00
女性に大人気のアーユルヴェーダ、「オイルを使ったマッサージ」というぐらいしかイメージがないかもしれませんが、実はとってもとっても奥深いんです!
いつもインドへの渡航をお手伝いさせていただいる Naomi Nakagawa さんが、2014年に神戸で 【アーユルヴェーダサロン moyo】 をオープンされましたので、アーユルヴェーダについて教えていただきました。
アーユルヴェーダの魅力、インドの魅力を再発見できるレポートです。ぜひご一読ください!
★★★★★★★★★★★★★★
美味しい料理、かわいい雑貨に素敵な布、手を合わせて笑顔で「ナマステ」、魅力満載のインド。
その中でも、なんとなく知ってはいるが、よくは知らない&体験したことのない方が多いのが、『アーユルヴェーダ 』 です。
■身近にあるアーユルヴェーダの知恵
インド好きの方や健康志向の高い方が増えてきたので、アーユルヴェーダは知られてはきましたが、一般的にはまだまだ・・・。 アーユルヴェーダとは? と聞くと「額にオイルを垂らすもの!?テレビや雑誌で見たことがある」とよく耳にしますが、「敷居が高そう」と敬遠されがちなこともあります。でも実はアーユルヴェーダは難しいことではなく、インドでは当たり前にソコにあるものなのです。
お腹がゆるい時は「庭に生えているハーブを煎じて飲む」、体調が良くない家族のために「ナッツを買って帰る」、1日のスタート「早朝ヨガ&ウォーキングは欠かさない」これらすべてアーユルヴェーダに基づいていて、インドに居ると、それがインド人に根付いていることを、いたる所で感じることができます。
ちなみにこの夏、神戸のファミレスへ行った時は、「お水は氷なしで!」とオーダーするインド人。身体を冷やさないように意識しているということで、これもアーユルヴェーダの考えなんだと感心しました。
《アーユルヴェーダとは、サンスクリット語で『生命の科学』という意味で、5000年の歴史を持つインドの伝統医学です。私たちが本来持っている自然治癒力を高め、病気を予防し、健康に生きていくための知恵なのです。》
■南インドやデリーのクリニックで癒されよう
リラックスやデトックス、心身の調子を整えるためのマッサージもアーユルヴェーダでは欠かせません。
インドでは、家のお母さんやお婆さんが、産まれて1週間ほど経った赤ちゃんに、元気な心と身体を願い、オイルマッサージをするという昔からの習慣があります。
インドの中でも、アーユルヴェーダは、温暖な気候でたくさんのハーブやスパイスが自生し、治療を受けるのに適した環境の‘南インド’が盛んです。そこには多くのクリニックあり、医師がいます。また専門的に学べる国立大学もあります。このことで良質なクリニックやサロンは南インドに多くあるのですが、もちろんデリー近郊でもアーユルヴェーダのマッサージを受けることができます。
■マッサージの要はオイル
アーユルヴェーダのマッサージは、「オイルが命」といわれているほどオイルが大切です。たくさんのハーブのエネルギーが入ったオイルを肌に浸透させていきます。そのオイルのベースとなってるのは、身体を温めてくれる熱の要素を持った「セサミオイル」ですが、体質や季節によっては身体を冷やしてくれる「ココナッツオイル」が適している場合もあります。
たっぷりのオイルを使った全身のマッサージ(アビヤンガ)は、至福のひと時が!そして何よりも特徴的で印象的な、額にオイルを垂らすシロダーラ。脳のマッサージともいわれ深い瞑想状態の中、全身の力が抜けていきます。味わったことのない感覚、とってもオススメです!
しかし、インド中には多くのサロンがあるので、正直当たり外れはあります。
足に砂が着いててもお構いなし。そのままマッサージが始まり全身ジャリジャリのスクラブ状態に…。また、着替えの時には、目の前で立って待っていられたり…。施術後スッポンポンのままシャワールームに連れて行かれて、頭を洗ってもらったり…。日本じゃ考えられないことも、インドでは「まぁいいか」と(笑)それぐらいの気持ちがあれば、突っ込みどころ満載のインドを楽しめますよ。
■仏教とともに日本に伝来していたアーユルヴェーダ
ちなみに、2500年前のおはなし☆
お釈迦様の主治医シーヴァカが、アーユルヴェーダの名医だったということもあって、お釈迦様が教えをどのようにして体系化するかを考えた時、既にその頃、科学としての体系ができていたアーユルヴェーダを取り入れたとされています。
アーユルヴェーダが日本に伝来したのは最近のように思われますが、遥か昔、仏教という形で既に渡ってきていたのです。今日私たちが、慣れ親しんでいることの中のあれやこれや…実はアーユルヴェーダの要素をたっぷり含んでいることかもしれません。心身ともに健康に生きていくための知恵アーユルヴェーダ、ますます興味がわいてきます!
written by Naomi Nakagawa (神戸元町のアーユルヴェーダサロン【moyo】)
★★★★★★★★★★★★★★
先日、アショカツアーズのスタッフも サロン【moyo】 で施術していただき、と~っても気持ちのよい時間を過ごさせていただきました。肌なじみの良いハーブオイルは、「新鮮な材料を使って自前で煎じる」というこだわりようもすごいのですが、南インドでアーユルヴェーダ修業をされた Naomi さん の「インド話」も楽しく、長居される方が多いそうですよ。ぜひいちど、サロンのホームページをチェックしてみてください。http://moyo-salon.jimdo.com/
*インドの風景*寒い冬もあります!
2016年01月27日 15:20
アショカツアーズのある大阪では、この冬一番の大寒波も少し落ち着いてきました。皆さま、お住まいの地域はいかがでしょうか。特に、豪雪地帯のみなさまには、お気をつけて、お過ごしいただければと思います。
さて、所変わって… インドの冬はいかがでしょうか?
インドと言えば、「暑い 暑い 暑い」というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、インドといえども、北に足を延ばせば、寒い季節もあります。
例えば、お釈迦さまが亡くなられたことで知られる仏教聖地「クシナガラ」では、冬12月下旬~1月半ばごろが一番寒く、気温0度近くまで下がることもあります。
日本の関西人の多くは、「15度ならまだ暖かいが、10度になると寒すぎる!」と感じているようですので、0度近くまで下がるインドは、充分に「寒い」ということになるでしょう。
さて、ここでイメージしていただきたいことがあります。
いくら寒くなったとしても、日本には、暖房が、ユニクロのヒートテックが、ダウンジャケットが、カイロが、ブーツが、手袋、暖かいお風呂があります。
インドの北部、例えばクシナガラの村には、
…ありません!
…何一つ、ありません!
…そもそも、電気がありません!
あるのは、焚火です。ひとつの焚火を村人が囲み、集まりあって、あたたかいチャイをすすり、暖をとります。
↓布をグルグル巻いて、少しでも気分を紛わせます。
↓お父さんが出稼ぎ先のドバイで買ったありったけの服が防寒です。
あまりに寒くなると、政府から小学校に、「休校」にするように、お達しがでることもあるぐらいです。
↓こんな素足で、学校まで歩く子どももいます。
12月下旬~1月半ば、北インド旅行をされる方は、列車、車内、ホテルは暖かいのでご安心いただければと思いますが、少~しだけ、車窓からインドの人々の暮らしも覗いてみてください。寒い季節、電気のない暮らしです。
今日は、寒いインドのお話でした。
ちなみに、2月になると、グングン気温が上がり、朝晩は肌寒いものの、お昼はポカポカ陽気になり、綺麗なお花もたくさん咲きます◎ 寒い冬を過ごすインドの人にとって、これほど待ち遠しい春はないのではないでしょうか。