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アショカツアーズ流インドの歩き方

インド旅行の荷造り・衣服

2016年07月11日 17:33

旅行の出発が近づいたら、取り掛かるのが「荷造り」。


あれこれ旅のことを想像しながら準備するのは、楽しくもあり、ちょっと面倒でもあります。とくに「インド旅行」となると難しく考えられがちで「いったい、何を持っていけばよいのだろう!」と悩まれる方が多いですが、実際は普通の海外旅行とそれほどかわらないと思います。


インドだからといって特別に準備するもの、、、特にありません。ただし服装については「汚れてもかまわないもの」を基準に選ぶところが、欧米や韓国・台湾、リゾート地への旅行とは違っているかもしれません。



必ずしも汚れるとは限りませんが、街中が埃っぽく、ゾウ・ラクダ・牛など動物に触れ合う機会が多くて、さらに彼らの落し物が道のあちこちに、という状況を考えると、もし汚れたら悲しくなる“大切なお気に入り”はやはり避けたほうが、と思います。


町に出る際はどうしても、『お気に入りじゃないほうのジーンズ+二軍のトップス+いつ捨ててもよいスニーカー』といった服装ばかりになるので、「たまにはおしゃれして、ヒールの靴で歩いてみたら、新鮮な気分で楽しいかもしれないな~」と思ったりもするのですが、穴ぼこだらけの道路や、一日を終えて真っ黒になった顔と靴、どこで付いたか思い出せないシャツの汚れを見て、「やっぱりやめておこう」となるのでした。


ホテルのレストランでの夕食時に、ちょっとおめかしするくらいがいいかもしれません☆


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なお、「帰りの荷物を減らせるように」と、二軍・三軍の下着などを持って行き、捨てて帰ろうという方もいるかもしれませんが、ちょっとご注意を。


10年以上前、学生時代の旅でのことですが、とある安宿の部屋を引き払う前に、友人がぼろぼろになった赤いキャップ帽とのびのびになった下着を部屋のゴミ箱に捨てました。フロントでチェックアウトの手続きをしていると、赤い帽子を被ったスタッフが鼻歌を歌いながらカウンターへ。


あれ?なんか見覚えある。。。


「ええもん見っけた♪」みたいにウキウキの彼を前に、同時に捨てたもう一つの行方を考えると恐ろしい気持ちでいっぱいに…


贅沢にも、まだまだ使えるものも捨てていく外国人旅行者が多いのでしょうか。もしくは、赤い帽子がたまたま目立っただけかもしれません。でもインドに限らず、ものを捨てる際は少し考えてから、と思った出来事でした。


(安宿でのお話です。普通のホテルでこのようなことはないと思いますが、念のためご注意を。)