あなたとインド・南アジアをつなぐ旅行会社
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現地係員ってどんな人?
2014年11月11日 10:19
現地係員は、ずっと一緒に旅をしたり、困った時には頼りにする存在なので「どんな人が来るのか、信用して大丈夫か」など、出発前はご心配かもしれません。実際に会ってみると皆フレンドリーで、ご心配もすぐ吹き飛ぶかと思いますが、安心してご出発いただけますよう、簡単にご紹介いたします。
■所属
当社ビーエス観光の社員ではなく、地上手配を委託している現地会社の社員または契約社員です。
■性別
男性です。体力が必要だったり、長期間家を空けることもある仕事のためか、女性はいません。
■言語
日本語または英語を話します。
日本語を話す現地係員は、首都などの大都市(デリー、カトマンズ、コロンボ、パロなど)に住んでいます。地方都市には日本語を話せる人がほとんどいないため、エスコートやガイドの仕事の依頼を受けて、広いインド中に出張します。
インドの国土は広大で観光スポットが多岐にわたる上、土地ごとに異なる文化があるため、知識が豊富で臨機応変でないとなかなか務まりません。また、同じ国にもかかわらず言語もばらばらで、デリーなど北部インドでは主にヒンディー語を使いますが、南部ではタミル語・カンナダ語・テルグ語などが話され「インド人同士でも言葉が通じない」ということが起こります。この場合、英語が話せる現地ガイドを雇って、現地の言語⇒英語⇒日本語と訳します。かなり面倒ですが、多様な民族・文化を包容するインドならではの光景です。
■キャリア
日本語を話すインド現地係員のほとんどは、大学や専門学校で日本語を習得した後、言語を生かせる仕事として「海外からの訪印旅行を扱う会社」に所属します。そして送迎サポートだけの簡単な仕事から始めて日本語や接客を磨いていきます。上達してきしたら、先輩とともにパッケージツアーに同行し、見習い研修生として観光案内やツアーのコントロールの仕方を勉強をします。そして一人前のスルーエスコートとしてデビューし、予定外のことがたびたび発生するインドで旅程をすみやかに遂行できるよう、知識と経験を積んでいきます。
何十年も業界に携わる大ベテランから、スキルを磨く努力中の新人まで、いろいろな係員がおりますが、いずれも、遠く日本からお越しのみなさまに旅を楽しんでいただけるように精一杯の仕事をいたします。
■宗教
インドは、多くが「ヒンドゥー教徒」で、「イスラム教徒」や「シク教徒」も数名います。ネパールは「ヒンドゥー教徒」か「チベット仏教徒」です。スリランカ、ブータンは「チベット仏教徒」です。ヒンドゥー教徒の場合、「ベジタリアン(菜食主義)」の人がわりと多くいます。
日本ではあまりなじみのないものばかりですが、現地の文化や生活に密接につながっているので、彼らの宗教を知ることは、その国を理解するのに役立ちます。神様やしきたりなど、宗教について知りたいことがあればご遠慮なく質問してください。
■家族
インドは結婚が早く、ほとんどが既婚で家族を持っています。家族の絆や愛情が深く、奥さんや子どものことを尋ねると写真を見せてくれたり、いろいろ話してくれたりします。
インドの結婚や教育に興味のある方は、現地係員にどんどん質問してください。お見合い結婚や恋愛事情、日本以上に厳しい受験競争など、自身の体験も交えて聞かせてくれるでしょう。
■その他
時折、お客様より「現地の方に何かお土産を持って行きたいのですが、どういったものがいいですか」とのお問合せをいただきます。そのお気持ちだけで、本当に十分です。でも、もし何かささやかな手土産をお探しでしたら、飴やチョコレートが喜ばれます。
「日本らしい“お煎餅”や、変わった珍味がウケるかな」と思ったりもしますが、特有の事情から、せっかくのご厚意にお応えできないことがあります。というのも、ベジタリアンが多く宗教上の食事制限があるインドでは、よく知らない食べ物の原材料には動物性のものが含まれているかもしれず、口にできないのです。
その点、飴やチョコレートは安心ですし、インドの方は老若男女、甘いものが大好きです。高価なものよりも、スーパーやコンビニのちょっとしたものの方が甘さの好みが合うとのことです♪