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アショカツアーズ流インドの歩き方

∮お客さまの声∮ 残念・・・トラブルが全くなかった!

2016年11月08日 16:03

手配業務の最中、時折ふと、とあるお客さまのことを思い出します。


数年前に、カウンターでインドのオーダーメイド旅行をお申込みいただいた男性。なんとこの方、40年ほど前に、自家用車を日本からインドへわざわざ持ち込んで、運転しながら南アジア一帯を何か月にもわたり旅行したご経験がおありとのこと!!



↑昔の道路はきれいに舗装されたり、こんなに広かったり、ではなかったと思います。


もし旅行記を出版されるなら、絶対に買って読みたいぐらい面白いお話をたくさん聞かせてくださいましたが、そもそもインドの道を自分で運転しようなんていう発想に、びっくり仰天です。しかも、それを40年も前に成し遂げたなんて、、、す、凄すぎます。


インドへ車を持ち込むことだけでも、通関、費用、車両登録など「うわぁ、面倒そう・・・特に、インドのお役所の手続きとか、絶対にイヤだ!」と思ってしまいますが、「当時の役人たちは、そんな日本人が『珍しい!面白い!』と思ったのか、とても好待遇で、どこにいっても安全に走行できるよう配慮がされてて、手続きもすぐにしてくれたんだよ~」とのことでした。その頃のインド、行ってみたい!!


 


さてこのお客さま、数十年ぶりのインド訪問を楽しまれ、無事にご帰国なさったのですが、、、


「いやぁ~久しぶりのインド、よかったよ!!何も問題なくスムーズな旅でね。全然なかったんだよ、トラブルが。それだけが・・・残念だったよ(笑)」


冗談めかしておっしゃいましたが、本当にそうだったんだと思います。


 


『インド旅行をしていて、トラブルに遭遇しない』


人によっては、これほどガッカリなことはないかもしれません。あまり大きすぎるトラブルはもちろん避けたいですが、小さなハプニング程度なら、旅を引き立たせる“スパイス”になって、かえって思い出に刻まれたりするものです。


拍子抜けするほどスムーズに進むこともたまにあるけれど、やっぱり、次から次へと問題が発生したり、一筋縄ではいかないことが多いインド旅。弊社としては、ご依頼いただいた旅は大きなトラブルなく、安心して楽しくお過ごしいただけるよう、時間配分や使う交通機関をよくよく調べて手配しますが、このことを思い出しながら、「もしかすると、多少手を抜いたほうがおもしろい旅になるんじゃ・・・」が、一瞬よぎります。(実際にはそんなことしません☆)


おそらくこのお客さまは、“生半可な”トラブルではご満足されなかっただけで、一般的には、インド旅行中、常に、ちょこちょこと、小さなハプニングに遭遇しますので、これから旅される方はどうぞご安心くださいね。


インドに限りませんが、旅は生もの、ライブです。予定外の出来事や、日本ではありえないハプニングも「旅の醍醐味」として、ぜひともお楽しみください♪


※万が一、大きなトラブルに遭遇した際は、すぐに弊社か現地代理店へご連絡ください。サポート体制は万全に整えております。

*インドのてがるなおみやげ*手すきノート

2016年11月02日 11:11

インドの「ばらまきお土産」に、かわいいノートはいかがでしょう?



わたし、スタッフYは、時間が許せば、デリーの街中にある地元の人が利用する文房具屋さんを覗くのが楽しみです。


レトロなモノもあり、日本人のわたしたちには新鮮です。


ちょっとしたヒンディ語もかわいく見えますしね♪


ご旅行最終日にデリーに滞在される方も多いと思いますので、オススメです。


上↑の画像のノートは、「ディッリー・ハート」で購入★ オーガニック商品を扱うお店で、コスメ、石鹸、象さんの糞からできたノートもありましたよ。


このノートも環境に考慮されて作られた紙で作られているので、ちょいと高めで、100ルピー (200円) ぐらいでしたが、綺麗なので、おみやげにも喜ばれます♪

【デリー現地情報】交通渋滞vs富裕層 あくなき戦い

2016年10月27日 18:06


インドの首都、デリーの人口は約1000万人、人口密度の高さでは、世界3位にランキングされるほどの過密状況です。(ちなみに1位は東京、2位はジャカルタ、4位はソウル・インチョン)


さらに近年のインドの経済成長に伴って、多くの人々の生活が豊かになり、自家用車の保有台数がここ数年で急増しています。


10年ほど前に日本のODAにより地下鉄が整備され、交通渋滞の緩和が期待されましたが、通勤に自家用車を使う人は増え続けていて、カバーしきれていません。


先週、デリーに行った際も、いつも悩まされている渋滞が以前よりもさらにひどくなっていました。いままで30分の移動だったところが今回は1時間かかったり、通勤ラッシュの時間帯は、ほとんど動けなかったり。



市当局も、この状況を放置しているわけではなく、半年ほど前に「ナンバープレートが奇数、偶数かによって、1日ずつ通行を制限する」という奇策に打って出ました。だいぶ乱暴なやり方ですが、1日の交通量が、約半分にできるわけですから、なかなか効果がありそう!


ところが、デリーの富裕層たちは、車を買い足し「奇数と偶数、両方のナンバープレートを所持」することで華麗にスルー・・・!


インドの人々は、政府や役人の強引で無茶なやり口に、すっかり慣れてるのでしょう。素早く機知にとんだ対抗策はさすがです。そして、すぐに車を買っちゃうほどの経済的な余裕があるのがすごい!


かくして連日、かわらず自家用車でご出勤とのことで、規制の効果は全くナシ・・・。ほどなく通行制限はうやむやになり、現在は行われていないようです。


 


というわけで、しばらくデリーの渋滞は解消されそうにありません。


これから旅行される方、訪問したい場所がたくさんある場合は、あらかじめ効率よく動けるルートを調べて、時間にゆとりを持ったスケジュールを計画しておかれたほうがよさそうです。または、どこか1カ所のエリア内にとどまって、じっくり過ごすのがおすすめです。


市内の移動には、地下鉄(デリーメトロ)をご利用ください。

*感動*マハラジャ君3兄弟、再会

2016年10月24日 10:46

ナマステ~


こちら、エアインディアのマスコット「マハラジャ君」。


実はこの呼び方は正式かどうかはわからず、他の旅行会社では「インディー君」や「ナマステ君」、そして本国インドでは単に「マハラジャ(呼び捨て)」だったりします。


ですが、エアインディア大阪支店の方に確認したところ、「インドでは“マハラジャ”だし、“マハラジャ君”でよいのではないでしょうか」と、いちおう承認をもらえましたので、そう呼ばせていただきます。


最近は、関西空港会社とのコラボでいろいろな商品がつくられたりしていますが、彼をキャラクターとしたグッズの元祖は、大きな「マハラジャ君人形」ではないかと思います。



何十年か前にエアインディア社が数十体作って、販売促進のために旅行会社などに配布したもので、弊社、ビーエス観光 アショカツアーズ大阪営業所にも1体、あります。もとは2体ありましたが、一つはボロボロになってしまい処分を考えていたところ、「譲り受けたい」と申し出てくださった北陸の某旅行会社さんの元に引き取られてゆきました。(そこではしっかりとメンテナンスを受けてきれいな姿に生まれ変わり、元気に過ごしていると風のうわさで聞いています。)


さてこのマハラジャ君人形、神戸でのイベント「インディアメーラー」の「エアインディア&アショカツアーズ」のブースにて、急きょ、来場者をお迎えすることになりました。例年、2体所有するエアインディアのものを使わせてもらっていたのですが、今年はその2体ともがメインステージの飾りに置かれることになったためです。



いつもはアショカツアーズの店舗のカウンター前で静かにおじぎしているマハラジャ君。こんなに遠くまでの出張は初めてのうえ、多くの人の前に立つなんて、若干、緊張の面持ちでしたが(たぶん)、ご来場の方々に写真を撮っていただいたり、ちびっ子達の人気者になったりで、まんざらでもない様子でした☆


そして、3日間が終了し、片付けが始まったころ。舞台の上にいた2体も引き上げて戻ると、なんと!奇しくも、数十年前に生き別れた3体が一堂に会することに!!



よくみると、ちょっとずつ表情が違います。


ターバンの巻き具合も違います。




「こんな機会は滅多にない」と興奮気味に写真を撮るエアインディア&アショカツアーズのスタッフたち。周りの方々には意味が分からなかったと思いますが、とってもレアで感動的な出来事でした。


興奮するスタッフたち

*インド名産品* サトウキビの収穫

2016年10月19日 09:57

北部ウッタル・プラデーシュは、インド最大のサトウキビの名産地です。


インドではサトウキビから、グルやカンサリといった砂糖やラム酒が作られます。


特に指折りの生産を誇る「クシナガラ」では、毎年、11~2月にかけて収穫期を迎え、村のあちらこちらでグル作りが始まります。


 


「クシナガラ」はお釈迦さまが亡くなられた地として有名ですが、こんな感じの素朴な村です。



“生”のままのサトウキビをかじっておやつにする子どももたくさんいます!



雑に積まれた収穫後のサトウキビ。。。 一見、枯れ木のごみの山みたいですが大事な農産物です。



 


これを搾って作るグル(黒砂糖)の製造過程は・・・


1. サトウキビを搾り、そのジュースを大きな釜に流し入れます。村のあちこちから立ち上る黒い煙、甘い甘い甘~い香りがあたりに立ち込めます♪ 



2. 少しずつ熱して、2番目、3番目の釜に移動していきます。



3. 煮詰めた後は、村の女性陣がクルクル丸めていきます。とても面白い光景なのですが、すみません、画像がありません。。。興味のある方は、ぜひ現地を訪ねてみてください☆ 


 


以前は、各家で作られていたそうですが、今では何軒かが集まっての共同作業になっているようです。


ミネラルが豊富で、できたての黒砂糖(グル)は、水で溶いて飲むのが定番です。もちろん、そのまま、ボリボリ食べるのもOK!


添加物ゼロの黒砂糖(グル)がお店に並ぶころ、季節は少しずつ冬に向かいます★