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*おしゃれなインド*アディダスのターバン
2016年06月24日 10:26
ジャイサルメールを旅する際、事前に手配をお願いしたドライバーさんとは、駅で待ち合わせしました。
事前に聞かされていた情報は、『名前は、ラジュンさん』『シーク教徒なので、ターバンをしているのが見た目の特徴』ということだったので、「ターバンをしたドライバーさん? これは、なかなかインドっぽくて、いいね!」 と、楽しみにしていました。
で、登場したラジュンさん!
ハイみなさん、ターバンに注目~★
「あれれ... ターバンって... アディダス? adidas?」
こういう感じ↓のボリューミーなものをイメージしてたので、ちょっと意外・・・
ラジュンさん曰く、これが“オシャレ”で“イケてる”そうで、これ以外のターバンも全部、この帽子タイプとのこと。聞くと、5つのターバンを使いまわしているらしく、全色、黒色だそうです。なぜなら、服とのコーディネイトがしやすいから。
ちなみに、「インド人=ターバン巻いている」と誤解されていますが、ターバンを巻くのは、『シーク教徒」』の方だけです。
シーク教徒は、髪の毛を生まれてから一度も切りません。それから、髭も。だから男性は皆、立派な髭を蓄えて、ターバンの中に長く伸びた髪の毛を収めています。
で、ここで疑問がわきました。「ラジュンさんの髪、全部この中に入ってるってことは、ちょっと少なめなのかな・・・」尋ねてみると、「髪の毛が細いんだよ~」とのこと。にしても、推定60~70年間は伸ばしっぱなしの量を、よく上手にまとめてるなぁ~、と感心します。髪が太くて多い人は、さぞかし大変な思いをしているのではないでしょうか。
この日以降、数少ないシーク教徒の人に会うたび、ターバンの大きさに注目したところ、黒柳徹子さんサイズの人もいれば、塩沢ときさん(若い方、ご存知でしょうか・・・)サイズの人もいれば、塩沢ときさん×2倍サイズの人もいました。
ターバンの色は人それぞれで、adidas(本物かどうかはさておき) のような 「おしゃれターバン」 は、あまり見かけませんでした。
ちなみに、インドで、「シーク」教徒と発音しても通じませんので、ご注意を★「シック」と発音してみてください!
インドを旅行中、何かひとつのモノやコトに注目するのも、楽しくてオススメです。
たとえば、「チャイに注目」「ターバンに注目」「リキシャに注目」「サリーに注目」「牛さんに注目」「インド人の携帯の着信音に注目」など、大袈裟ではなく、ちょっとしたテーマを持つと、おもしろい発見があるかもしれませんね。