インド・ネパール観光名所

お釈迦様ゆかりの聖地

カピラヴァースト(カピラ城) 釈迦族の都跡

お釈迦様は「シッダルタ」と名づけられ、お城で何一つ不自由のない王子としての生活を送り、19歳の時には、スプラブッタの王女ヤショダラ姫と結婚します。しかし、お釈迦様は宮廷内での華美な生活に満足する事はなく、29歳の時愛馬カンタカにまたがり出家...
お釈迦様ゆかりの聖地

前正覚山での6年に及ぶ苦行

悟りを得るために、シャカ族の王子の地位を捨て出家したシッダルタ王子(悟り前のお釈迦様)は、当時のバラモン教修行者と同様の厳しい修行を遂行しました。それは、樹下石上を住居とし、食物は施しによってのみ得、衣装は人々が捨てた布を縫いあわせた糞掃衣...
お釈迦様ゆかりの聖地

スジャータの村での乳粥の供養 

バラモンの娘スジャータは、男子に恵まれるよう毎日ガジュマルの樹に願をかけていました。ある時、いつものように樹下に行ったところ1人の修行者が瞑想を行っていたので、スジャータは『この修行者は樹神の化身だ』と思い、ミルク粥の供養を行いました。この...
インド・ネパール観光名所

ブダガヤ(ブッダガヤの大菩提寺【世界遺産】) 成道の地

お釈迦様は前正覚山での5年に及ぶ苦行の末、古代インド宗教・バラモン教修行者達が行う、「“苦行のための苦行”は無意味だ」と悟ります。苦行を捨て、ついには山を降り、村でスジャータという娘から乳粥の供養を受けます。そして尼蓮禅河を渡り、菩提樹の木...
お釈迦様ゆかりの聖地

迎仏塔 五比丘がお釈迦様をお迎えした地

五比丘は、当初はお釈迦様を“苦行を捨てた脱落者だ”と考え、適当にあしらうつもりにしていました。しかし、近づいてきたお姿があまりに光り輝く様を見て、自然にお迎えし、初転法輪を受け入れました。 遺跡エリアから少し離れた場所に、初転法輪のためブダ...
お釈迦様ゆかりの聖地

サルナート 初転法輪の地

悟りをひらかれたお釈迦様は、その偉大なる境地を『人々に広めるか』、『広めたとして人々に理解されるか』と迷われます。その問題解決のため1週間の断食後、ついに説法伝導を決意されました。『果して、誰に最初に布教するか・・・』、最初に思いついたのが...
仏教ゆかりの地

考古学博物館 サールナート出土品を展示

サールナート遺跡のすぐ近くに、出土品を収蔵する考古学博物館が建っています。小規模ながらインド第一級の文化財が展示されており、一見の価値ありです。 ■【柱頭四頭獅子像】 遺跡エリアに残るアショカ王柱の上部に載せられていた彫刻が、博物館の入口正...
仏教ゆかりの地

ムーラガンダクティ寺院 野生司香雪の壁画

サルナートでの初転法輪の後、お釈迦様はラジギールと祇園精舎を拠点にされ、世に仏法をお広めになりました。そして何世紀もの年月をかけ、スリランカやタイ、中国、韓国、日本へと伝えられました。仏教は、インド国内では衰退してしまった一方で、外国ではそ...
お釈迦様ゆかりの聖地

ラジギール(王舎城) 酔象調伏の地

ラジギールに、お釈迦様と敵対するディーバダッタという人物が居ました。彼は仏教教団からお釈迦様を引退させ、自らをその後継者にするよう強要したり、中道の考え方を否定し、出家者は極端に厳しい生活をするよう迫ったりしました。そしてある時、発情したア...
お釈迦様ゆかりの聖地

竹林精舎 仏教史上最古の寺院

あるときマガダ国のビンビサーラ王は、悟りを開く前のお釈迦様とラジギールで出会い、『皆あの者を見よ。美しく堂々としており、歩き方も申し分ない。いやしからぬ思想の持ち主にちがいない。』と言われ、使いを出し居場所を確認させました。使いから『大王様...