お釈迦様ゆかりの聖地

お釈迦様ゆかりの聖地

ラジギール(王舎城) 酔象調伏の地

ラジギールに、お釈迦様と敵対するディーバダッタという人物が居ました。彼は仏教教団からお釈迦様を引退させ、自らをその後継者にするよう強要したり、中道の考え方を否定し、出家者は極端に厳しい生活をするよう迫ったりしました。そしてある時、発情したア...
お釈迦様ゆかりの聖地

竹林精舎 仏教史上最古の寺院

あるときマガダ国のビンビサーラ王は、悟りを開く前のお釈迦様とラジギールで出会い、『皆あの者を見よ。美しく堂々としており、歩き方も申し分ない。いやしからぬ思想の持ち主にちがいない。』と言われ、使いを出し居場所を確認させました。使いから『大王様...
お釈迦様ゆかりの聖地

ビンビサーラ王の牢獄

ビンビサーラ王と妻イダイケ夫人の間には、なかなか王子が産まれませんでした。ある時ビンビサーラ王が王子出生について、バラモンに占ってもらったところ『山中に1人の仙人が修行をしており、この仙人が死んだ時、仙人の生前の功徳で、ビンビサーラ王に王子...
お釈迦様ゆかりの聖地

マンゴー園 名医ジーヴァカが寄進

マガダ国にジーヴァカ(祇婆)という人物がいました。売春婦の捨て子として産まれましたが、才能を見出されビンビサーラ王に養われ、当時の最高学府タキシラ大学(パキスタン・イスラマバード郊外)で医学を学び、名医となりました。その後、お釈迦様をはじめ...
お釈迦様ゆかりの聖地

舎衛城(マヘト) コーサラ国の都

ジャイナ教を信仰していたコーサラ国のプラセナジト王は、祇園精舎にお釈迦様が訪れるようになると仏教を信仰し改宗しました。それ以降、ジャイナ教徒はお釈迦様への中傷を激化し、神通力を披露するよう迫りました。お釈迦様は舎衛城でこれに応え、一度に1,...
インド・ネパール観光名所

祇園精舎(サヘト) 夏の逗留地

コーサラ国に、孤独な者・貧しい者に慈善を施すスダッタ(須達多)という豪商がいました。ある時、商用でマガダ国(ラジギール)を訪問した際、お釈迦様と出会い、それ以来、お釈迦様に深く帰依し、コーサラ国にご招待しようと決意します。しかしコーサラ国に...
インド・ネパール観光名所

サンカシャ 三道宝階降下の地

お釈迦様の誕生1週間後に、母君マヤ夫人はこの世を去られました。悟りを得られたお釈迦様は、天上界の忉利天に居られるマヤ夫人に説法される事を念願されます。ある時、祇園精舎のガンダクティー(香堂)から天上界に昇り、マヤ夫人に3ケ月間の説法教化をな...
インド・ネパール観光名所

バイシャリ 猿王奉蜜の地(第二結集の地)

竹林精舎と祇園精舎を拠点に遊行し、教えを広めたお釈迦様は、何度となくバイシャリに立ち寄られました。ある時、お釈迦様一行が托鉢をしていると、猿の王がマンゴの蜜を集めお釈迦様に供養しました。 ------------- バイシャリは、リッチャビ...
お釈迦様ゆかりの聖地

霊鷲山 晩年止住説法された地

冬の期間、お釈迦様は霊鷲山に多く留まられ、法華経をはじめ大無量寿経、般若経など説かれました。仏典に『釈尊は常に霊鷲山にあり』などとよく表現されています。お釈迦様が自身の涅槃(死)を直感されたのは、涅槃の3ヶ月前、ラジギール滞在中でした。 -...
インド・ネパール観光名所

ケサリア 最後の旅への出発地

お釈迦様は、涅槃の3ヶ月前、ラジギール滞在中に自身の涅槃(死)を直感されます。故郷のカピラ城を目指し、最後の遊行に出発されました。 ----------- バイシャリの北西50キロ、クシナガラへ向かう道の途中に、ケサリアの遺跡はあります。周...