仏教遺跡

お釈迦様ゆかりの聖地

霊鷲山 晩年止住説法された地

冬の期間、お釈迦様は霊鷲山に多く留まられ、法華経をはじめ大無量寿経、般若経など説かれました。仏典に『釈尊は常に霊鷲山にあり』などとよく表現されています。お釈迦様が自身の涅槃(死)を直感されたのは、涅槃の3ヶ月前、ラジギール滞在中でした。 -...
インド・ネパール観光名所

ケサリア 最後の旅への出発地

お釈迦様は、涅槃の3ヶ月前、ラジギール滞在中に自身の涅槃(死)を直感されます。故郷のカピラ城を目指し、最後の遊行に出発されました。 ----------- バイシャリの北西50キロ、クシナガラへ向かう道の途中に、ケサリアの遺跡はあります。周...
お釈迦様ゆかりの聖地

チュンダの村 最後の食事

いよいよ、涅槃を直感されたお釈迦様は、ラジギール(王舎城)を後にして、最後の旅に出発されます。ナーランダ・パータリプトラ(パトナ)を経由しガンジス河を渡り、リッチャビ族が治めるバイシャリに到達した時、遊女アムラパーリと出会い、彼女から食事の...
お釈迦様ゆかりの聖地

クシナガラ 涅槃の地

鍛冶屋チュンダに食事の供養を受けたところ、お釈迦様は突然激しい腹痛に見舞われます。苦痛の中、一刻も早くクシナガラに到着する事を望み、残り20キロの道を急ぎました。ついに到着されると、弟子アーナンダにこうお伝えになりました。『2本の沙羅の樹の...
お釈迦様ゆかりの聖地

ランバル・ストゥーパ(荼毘塚) 荼毘に付された地

お釈迦様入滅後、クシナガラを治めるマルラ国では7日間礼拝が行われ、人々は花や供物を持ってやってきました。やがて、お釈迦様の遺体を荼毘に付そうとしますが、不思議な事に薪に火をつける事ができません。人々は、お釈迦様の弟子カーシャパが、そこに居な...
お釈迦様ゆかりの聖地

サーガルハワー 釈迦族滅亡の地

お釈迦様が幼少期を過ごされたカピラ城の主「釈迦族」は、コーサラ国(祇園精舎の地)により滅ぼされます。それは、コーサラ国のプラセナジト王が、『釈迦族から妃を迎えたい』と要請したことに起因します。気位の高い釈迦族は、容姿端麗だが家柄の身分が低い...
仏教ゆかりの地

ニガリーハワー 前世の過去仏の誕生地

古代の仏教では『お釈迦様が悟りを開いたのは、前世である「過去仏」の功徳が累積した結果』と考え、お釈迦様のみでなく、過去仏も礼拝の対象として重要視されました。これは仏教の根本理論の一つである「輪廻転生」の考え方で、『前世の功徳が大きさにより、...
インド・ネパール観光名所

第一結集の地 七葉窟、第三結集の地 クムラハール

お釈迦様が説法で説かれた御教えは、当初は弟子達が記憶していただけで、体系的に文書として記録される事はありませんでした。それではやがて「歪みが生じ」、「将来的に正しい教えが継承されない」可能性があったため、弟子やお釈迦様に関係した人達が集まり...
仏教ゆかりの地

ナーランダ大学【世界遺産】 玄奘三蔵の旅の目的地

追記:2016年7月、世界遺産に登録されました! インドへの旅の先駆者といえば、「玄奘三蔵(三蔵法師)」。 唐(現在の中国)の僧であった玄奘は、今から1385年前(AD629年)、いくつもの峠や山脈を超え、あこがれの天竺(インド)に至ります...