このページの先頭です
ここから本文です
  1. トップ
  2. アショカツアーズ流インドの歩き方

アショカツアーズ流インドの歩き方

インドあれこれの記事一覧

*アートなインド*ガートの絵を描く人@聖なるガンジス河

2016年05月24日 10:03


ベナレスの聖なる河「ガンジス河」には、84ものガート(川岸に作られた堤・階段)があります。


このガートには、鮮やかなヒンズーの神様が描かれています。実際に行かれて目にした方や、写真でご覧になった方も多いのではないでしょうか。


    


これを描いているのって、いったいだれだと思いますか?日本だったら、「仏画」を描く専門の絵師さんとかがいらっしゃると思うのですが・・・


なんと、ニュージーランドの男性の方でした。 画像の左側、お分かりでしょうか? 




このガートの所有者(?)とお友だちだそうで、頼まれて描いているそうです。


なにしろ、“聖なるガンジス河”ですし、「何かと伝統を重んじるインド」なので、この絵を描く人も、それそうとうの「絵師カースト」の家系が、代々担っているものかと想像していましたが、そうではないのですね。


意外な光景に遭遇しました★

*インドの謎*10200005132001 何の番号?

2016年05月17日 10:47

クイズです!この長ったらしい番号、何だと思いますか?


もちろん、インドに関する数字です。


正解は…


 


インドの銀行の口座番号!


 


ハイフンなしの14ケタです。長すぎぃぃぃ!


 


さ ら に、5年ほど前のことですが、銀行の都合で、この口座番号が「 勝 手 に 」変えられていたことがありました。ま っ た く、連 絡 す ら、な か っ た んです。


日本からインドの口座に送金したのに、何日、何カ月経っても、処理できない!!


当然ですよね、口座番号が違っているんですから…


ちなみに、インドで大手の銀行です!日本ではありえないですよね。。。(思い出すだけで、今でも怒りがおさまりません!)


 


インドとは、まだまだこういう国ですので、特にビジネス関係の方はお気をつけくださいませ。


 



悠久の国、インドですから…


長い長い歴史、雄大な自然に抱かれて…


口座番号なんて、ちっぽけなことどうでもいいんですよ…


 


※ちなみこの口座はすでに解約済みです。

*インドの風景*「せんせい、ありがとう」

2016年05月10日 14:36

GWが終わり、つぎにやってきた五月病。たくさん休んでリフレッシュしたはずなのに、なんだかユウウツな気分がぬぐえません。ニュースサイトを開けば「次の祝日がやってくるまで68日間もある」とかいう知らなければよかった情報が目に入り、なおさら気持ちが暗くなって困ってしまいます。


なのでここでは少し気晴らしになるような、インドの村での、一瞬の光景を。


*******************


今日の学校もおしまい。


裸足のまま、教室を飛び出した男の子。


20歳の新米先生は、そんな彼を慌てて呼び止めました。



「ちゃんと靴を履いて帰るように…」


そう言って、先生は男の子に靴を履かせてあげていました。


 


たったそれだけのできごとですが… 心が休まったひとときでした。


インドでは時折、こんなやさしい風景に出会えます。


*******************


さてあと67日間、がんばりましょう☆

*インドの優雅なおみやげ*薔薇の香り

2016年05月02日 15:32

ゴールデンウィーク真っ最中!みなさまいかがお過ごしでしょうか。


今日は平日ですが、当社大阪営業所の周りのビジネス街はのんびりとした空気が漂っています。陽気に誘われて近くの靱公園まで散歩してみると、バラがもうすぐ見ごろでした♪




バラといえば・・・


インド人はバラが大好き。街中を歩いていると、庭先に咲いていたり、製品のパッケージに描かれていたりと結構目にします。そしてなんと、飲んだりもします。


レストランのメニュー表に「ローズ・ウォーター」「ローズ・ミルク」といったものがあれば、まさにそれがバラエキス入りの飲料です。薄ピンクに着色された美しいドリンクですが、お世辞にも美味しいとは。。。食べ物として口にしたことがない味(特に牛乳+バラ)だったためか本能で「なんか毒っぽい!?」と感じてしまい、全部を飲み干すことができませんでした。


飲めば「からだの内側から美しく」なりそうではあるので、もしご興味があればインド旅行の際に一度お試しください☆


********************************


「飲む」以外でしたら、お土産物としておすすめできる薔薇製品がたくさんあります。



こちらは以前、お客様が「良い香りがするのよ~」とお土産にくださった“Dabur”の「薔薇水」。髪につけたり、化粧水代わりに使わせていただきました。ほんのり香って、やさしい気分になります♪インドではメジャーな商品らしく、スーパーや町中の薬局などでわりと簡単に手に入ります。



デリー空港で見つけた自然由来の石鹸です。石鹸製品はいろいろな種類がありますが、中でも“Kalpaveda”の上品なバラの香りが一番気に入っています。インドにしてはちょっとお値段が張りますが、「同等の製品を日本で買うよりも安いし!」と思って、毎回買ってしまいます。


さらに、今は手に入らないと思いますが、こんなものもあります!



10年ほど前にデリーで購入した「切手」です。インドの切手といえば、ガンディーさんのイラストの地味なものしか見たことがなく、「こんなのもあるんだ!」と意外に思ったのですが、さらに驚いたことに、実は、この切手は「薔薇の香りつき」なんです。


10年前のインドは、今よりもっと「泥臭い」時代だったので、こんな繊細で洒落たものがあるとは、ビックリしました。そしてなんと、いまだにほんのりと優雅に香ります♪


 


インドといえば、「ガンジス河」「遺跡」「紅茶」「香辛料」など、“茶色いイメージ”ばかりが頭に浮かびますが、上品な美しさの「薔薇の香り」をおみやげのひとつに持ち帰れば、旅の思い出も華やぎそうです★

*インドの風景*チャイ屋さん

2016年04月28日 13:41


インドのとある田舎のチャイ屋さんの毎日は、朝7時頃にマタジ (お母さん)が神様に1日の無事をお祈りすることから始まります。


お花を捧げ、神様の絵 (どんなにちっちゃい神様のシールでも) ひとつひとつに、長~い線香を近づけ、グルグルと2回まわします。


次に、お店の木製金庫にもグルグル。


そして驚いたことに、最後にこのチャイのお鍋↓にもグルグルし、お祈りします。



このチャイのお鍋、他の人にしたら「オンボロ(失礼!)お鍋」にみえますが、チャイ屋さんの家族にとっては生活を支えてくれる、すごく大切なものなんですね。


そうだ、そうだ、そういう“日常の感謝の気持ち”を大切にしないといけないな...と気づかされた、夏の日の朝でした。


★自分の足で辿りついた場所でしか、知ること、感じることができないことがある★


…旅とは、そういうものですね♪


 



お祈り後のお花は秤の上に。