この赤いかばんは、デリーのマーケットで購入したものです。 斜め掛けもでき、肩掛けもでき、た~くさん入って、便利です。
さらに、色落ちがしない! インドの布ものは、色落ちするのが多いので、これは重要なポイントです◎
10年ほど前で、200ルピー(約400円)と少し高かったのですが、裏地も内ポケットもしっかりついていて、とても優秀★
で、このかばん、サンスクリット語(インドの古語)で、ジャイナ教のお経が書かれています。買ったときは、お経だとは知りませんでしたが、このかばんを持っていると、よくインドの人が、「いいかばんだね」「どこで買ったの?」と、話しかけてくれるんです。
いや、話しかけるだけでなく、解説までしてくれるんです。さらに、お経を唱えだす人までいて…。
いちど、飛行機内(エアインディア)で、このかばんを足元に置いていたら、
「そのかばんは、サンスクリット語で書かれたジャイナ経のお経だから ~ うんぬん(略) かんぬん ~ 足元になんて、置いたらダメだよ。ぼくが、上の棚に載せてあげる。」と。
わたしにすれば、「ただのかばん」だけど、人によっては神聖なもの。こういうときは、素直にならなくてはいけませんね。ありがたくお願いすることにしました。
というわけで、わたしのかばんは“聖なるもの”として、神々しく収納棚に上がってゆきました↑