ネパールの地震について

2015年4月25日午前11時56分頃、ネパールの首都カトマンズ近郊でマグニチュード(M)7.8の地震が発生しました。

米国地質調査所(USGS)によると、震源は首都カトマンズから北西へ77km、ガンダキ県ラムジュン郡で、震源の深さは 15kmとのことです。

古くからの建物はレンガを積み上げて造られており、多くの家屋や寺院が崩れてしまっています。

各国が緊急援助隊を派遣しているとのことですが、一刻も早く、被災地の方々への救助が行われることを心より祈ります。

 

——— 追記 ———-

2015年04月30日 20:40 

 

ネパールの現地手配を委託している会社より、カトマンズの現在の状況が届きました。

 

●旅行者
手配を請負ったお客様のうち、カトマンズにいたほとんどの方は帰国されました。
その他の地域におられた方々についても無事を確認しており、各地の状況に応じて日程を変更しています。

(当社アショカツアーズのお客様には、現在ネパール渡航中の方はおられません)

●カトマンズ・トリブバン国際空港
航空便の遅延やキャンセルなどにより、ごった返しています。
搭乗者以外のターミナル内への立入りが制限されているため、お送りは空港入口までとなります。
お客様にはご自身で運航状況を確認の上、搭乗手続きをしていただいております。

●国際線
ほとんどの便が大幅に遅延して運航しています。

●国内線
イエティ・エアラインとブッダエアーはスケジュールを改訂して運航しています。
増便して、被災地への緊急支援物資の輸送を行っています。

●通信回線
電話やインターネットのほとんどがダウンしており、多くの町で通信手段が遮断されています。
携帯電話も、電波塔へ電力供給が不安定なため繋がりにくくなっています。

●ホテル
建物に大きな被害を受けたホテルでは、宿泊客は野外で過ごすことを余儀なくされていますが、食事は提供されています。
クラウンプラザ・ソルティーホテルは5月5日までの閉鎖を発表しました。
その他のカトマンズ市内のホテルでは、新規予約は当分受け付けませんが、現在の宿泊客に対しては食事などのサービスを続ける予定です。

●電力供給
電気のほとんどは病院や空港、軍へ優先的に供給されていますが、ホテルには自家発電の設備があり、断続的ではありますが使えます。

●救援活動
医療品、飲料水、食糧が世界中から届き、ボランティアの人々も来ています。
各国の大使館員は、自国民の安否確認と非難手続きに夜昼なしに働いています。

 

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