インドの選挙、投票期間は1か月も!

インドでは、5年に1度の総選挙の真っただ中! 真っただ中…というのは、「やっと投票が終わり、4日後の開票待ち」だからです。

有権者9臆人、日本の約9倍の面積という、すべてがダイナミックなインドでの投票は、先月4月11日からはじまり、昨日5月19日まで、全国各地で州ごとに行われていました。例えば、首都デリーなら5月12日、面積が広く、人口の多いウッタルプラカッシュ州やビハール州などは、4月11日から5月19日まで、地域ごとに7日にわけての実施されていました。

投票日と開票日は休日となり、その前後には、お酒の販売や飲酒、複数名での会話(井戸端会議)も禁止されます。

(↑このポスターは村議会選挙のもの。今回の選挙とは無関係なので、イメージとして…)

投票方法は、日本のように鉛筆で立候補者の名前を書くのではなく、電子マシンが導入されています。立候補者に割り当てられた絵柄(象、花、自転車、手のひらなど)の電子ボタンを押すのみ。インドでは、識字率の低い地域もありますが、これなら文字を書くことができない人も、投票可能です!

投票には1か月を要しますが、開票は全国一斉 5月23日のみ。たった1日でできるのも、電子マシンのおかげなのでしょう。…とは言え、インドなので、そのマシンが正常に働くのか、わたしは疑問ですが、IT先進国インドなら問題なし…でしょうか。

また、インドでは、投票を終えた人の指に赤紫色のインクをつけて、同じ人が何度も投票するのを防ぎます。これで、投票済の人は一目瞭然!このインクは、2~3週間落ちないそうですよ。

選挙に関心の高いインドの方々、5月23日の開票が待ち遠しいようです。

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