日本の本州は、そろそろ梅雨明けの時期ですが、インドはこれからがモンスーンの季節。
雨が降ると旅行には適さないと思われがちですが、今の暑い季節は、スコールのような雨がざっと降った後は、気温が下がるので、かえって過ごしやすくなったりします。
さらに、この時期にこそ向いている旅があります。それは、「アーユルヴェーダ・トリートメント」を体験する旅。
湿度が高いことで肌がしっとりと柔らかくなり、マッサージオイルのエッセンスが浸透しやすく、より高い効果が期待できるそうなので、「いつか体験してみたい!」という方は、ぜひこの時期に本場の南インド・ケララ州を訪ねてみてはいかがでしょうか。
ところで、アーユルベーダでのマッサージには、数種類の薬草ハーブを煮込んだ特別なオイルを使います。
日本のエステ店では、インドから輸入された既製のハーブオイルを使っていることも多いですが、こだわりのお店では、本場さながらに新鮮なオイルを“使う分だけ”自前で煎じるそうです。ハーブの香りと精分がオイルに移るように何時間もかけてじっくり、じっくり煎じ、汗だくになりながらの作業とのこと。想像するだけで大変・・・
ちなみに、油で長時間煮込んだら、そのうち香ばしいハーブの素揚げができあがってしまいそうですが、実はあらかじめ油に水を混ぜておくのでその心配はないそうです。でもやっぱり時には、失敗して焦げ臭くなってしまうこともあって、そのときは、また一から煮直し・・・
エッセンスがオイルにしっかり移ったタイミングで、水分がちょうど蒸発していれば出来上がり!なのですが、この調整がかなり難しく、その日の湿度によって微妙に配合を変えているとのこと。こうして心をこめて作られた新鮮なオイルは肌なじみがよく、効果もいちだんとよくなるそうです。
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このオイル作りのお話は、神戸元町のアーユルヴェーダサロン【moyo】のNAKAGAWAさんに教えていただきました★ 「興味があるけど、いきなりインドで受けるのは・・・」というかたは、日本で試しに体験してみるのもおすすめです。
そして、より本格的にじっくりと受けてみたくなれば、インド・ケララ州の専門施設へ!
5日間のお試しプランからご用意していますので、お気軽にお問い合わせください☆ 詳細はこちらをご覧ください。