旅行中は疲れもあり、お肌が荒れがち。調子の良いお肌で気分よく過ごすために、スキンケアに関するものも準備しましょう。旅行中はゆっくりケアする時間はないので、シンプルなものをおすすめします。
■乾燥を防ぎ、うるおいを保つ物
インド・ネパール・ブータンの雨期以外の季節は、空気がとても乾燥しています。顔・体用のクリーム、リップクリーム、ハンドクリームなどをお持ちください。コンタクトレンズをご使用の方は、目薬もお忘れなく。
シャワーの水が日本とは違うせいもあってか、髪の毛がぱさつきがちなので、リンスやトリートメントは保湿効果の高いものがおすすめです。
デリー・ムンバイ・コロンボなどの大都市では、スーパーやドラッグストアなどがあり、たいていの物が現地で調達できますが、日本ほどのクオリティーの物にはなかなか出会えません。歯ブラシやかみそり程度なら、多少使い勝手が悪くても構いませんが、お肌に直接塗るものは、やはり使い心地と効果に妥協したくありません。最近はインドブランドのコスメが評判ですが、やはり日本で普段使っているものの方が肌質に合いやすいように思います。
※飛行機に乗る際に、クリームなどは機内持ち込み制限品の「液体物」として扱われますので、必ず機内預け荷物(スーツケースなど)へ入れてください。
■爪切り、爪やすり
空気が乾燥している季節は、爪が折れてしまったり、爪先がボロボロになり洋服にひっかかったりで、いらいらします。小さな爪やすりが一つあるだけで、快適さが違います。
きれいにネイルのお手入れをしている方も、できれば旅行前に短く切りそろえておくことをおすすめします。爪の間はどうしても汚れがたまりやすく、手でちぎって食べるナンやチャパティーなどと一緒にバイキンが体に入ってしまい、体調不良の原因にもなりかねません。
■入浴剤
デラックスクラスのホテルに宿泊される場合は、入浴剤を入れてゆっくりとバスタイムを楽しむと、体も心も癒されます。お肌が敏感な方は、硬水を軟水に変える効果がある炭酸水素ナトリウム(重曹)配合のものがおすすめです。
エコノミーやスタンダードクラスのホテルは、バスタブがついていなかったり、浸かるには湯船や水道水があまりきれいとはいえなかったりするので、シャワーのみで済ますことを念頭に置かれた方が良いと思います。