『アーユルヴェーダとヨガ』で免疫力を高める!

ナマステ。
早速ですが、先日インドのアーユルヴェーダ施設からメールが届きました。
 
『I hope you, your family and your near ones are doing well and staying safe.(あなた、あなたの家族、そして近くの人達が元気で安全でいることを願っています。)』という一文から始まるメッセージには、『国境や国全体が閉鎖されるような状況は誰も想像ができなかったけれど、私たちは一緒に困難を乗り越えられると確信している。』と、お互いを鼓舞するようなメッセージが書かれていました。
国も人種も違えど、健康で平和な生活をおくることは世界共通で大切なことですよね。私たちにできることを考えながら、前へ進んで、困難を乗り越えていきたいと思います。
  
・・・とはいえ、今私たちにできることは何かあるでしょうか。
ワクチンの開発はすぐには難しいでしょうし、海外渡航するために不可欠なPCR検査が観光需要などの一般に広がるにはもう少し時間がかかりそうです。
悶々と考えていたところ、このメッセージには1つのアイディアが書かれていました。
それは、免疫力を高めることです。今必要ですし、日本でもできる!
 
強い免疫システムが体の自然な防御システムを強化するのに役立つかもしれない、と専門家の方々もおっしゃっていますが、
インドでは、病気を治す目的の医療ではなく、あらかじめ体のバランスを整え、病気にならない体をつくることを目的とした伝承医学、アーユルヴェーダがあります。
このアーユルヴェーダやヨガは免疫力を高めることにも役立ちますので、お近くにアユルヴェーダのサロンがある方は一度試されても良いかもしれません。そして、ヨガもお家でできますので、トライされてみてはいかがでしょう。運動不足解消にもなりますよ。
 
満を持して、よし、今だ!インドへ行こう!の時が来ましたら、免疫力あり!予備知識ばっちり!で本場インドのアーユルヴェーダと、ヨガを体験していただくのもおすすめです。
 
下記、過去に旅専facebook(2012年7月)に掲載をさせていただいたアーユルヴェーダに関する記事です。
もう少し詳しく書いてあるので、よろしければご覧になってください。
 
『インドの伝承医学アーユルヴェーダ』
 
梅雨の蒸暑さが続きますね。今回は、インドの梅雨=モンスーンの時期に特に効果があるといわれている、アーユルヴェーダについて少しお話をさせていただきます。

古代の言語、サンスクリット語で『生命の科学』を意味するアーユルヴェーダは、幾千年もの歴史を持つインドの伝承医学です。
西洋医学と違い、病気などに対応する医療的な側面でなく、人が生まれて死に至るまで心身ともに健康であるための『叡智や哲学』をも意味するこのアーユルヴェーダは、インドではもちろんのこと欧米諸国でも注目を集め、中長期間をかけて施術にいく方が増えています。
 
写真は施術光景イメージですが、ハーバルオイルをつかってのマッサージが一般的な施術方法です。
(その他にも、溜まった毒素を取り除く、身体の浄化を第一の目的とした少しツライ施術もありますよ。)
オイルの原料に使うものは、生薬やスパイス、煎じ薬など全て天然の植物。
これらを個人の体調や体質、目的に合わせてドクターが調合し、自分に合ったオイルを作ります。
病気を治すという目的以前に、病気とは体をつくる要素のバランスが崩れた時になるものだと考えられているので、バランスを整えるために、足りないものを補い、不要なものを取り除く、体質改善を目的としています。
このアーユルヴェーダ、インドでも南のケララ州という地域が発祥地なのですが、ケララ州は丁度今頃の時期アラビア海からの偏西風が吹いています。
このアラビア海からの少し湿った風がアーユルヴェーダのオイルをいつも以上に体に浸透させ、より効果的だといわれています。気候の似ているスリランカも、インドからこの伝承医学が伝わり今でも一般的に行われています。
最近では、日本でもアーユルヴェーダを受けられるサロンが増えてきましたね。
まだまだエステのように思われておりますが、本来は医療法です。
是非一度本場インドの自然・風・緑のなかで、日常を忘れ、ヨガや瞑想を組み込んだアーユルヴェーダ的な生活を過ごされてみてはいかがでしょうか。
  
アショカツアーズ

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