インドのとある田舎のチャイ屋さんの毎日は、朝7時頃にマタジ (お母さん)が神様に1日の無事をお祈りすることから始まります。
お花を捧げ、神様の絵 (どんなにちっちゃい神様のシールでも) ひとつひとつに、長~い線香を近づけ、グルグルと2回まわします。
次に、お店の木製金庫にもグルグル。
そして驚いたことに、最後にこのチャイのお鍋↓にもグルグルし、お祈りします。
このチャイのお鍋、他の人にしたら「オンボロ(失礼!)お鍋」にみえますが、チャイ屋さんの家族にとっては生活を支えてくれる、すごく大切なものなんですね。
そうだ、そうだ、そういう“日常の感謝の気持ち”を大切にしないといけないな…と気づかされた、夏の日の朝でした。
★自分の足で辿りついた場所でしか、知ること、感じることができないことがある★
…旅とは、そういうものですね♪
お祈り後のお花は秤の上に。