ジャマー・マスジット@オールドデリー

インドでは今月7日よりラマダンが始まっています。イスラム教徒の人々にとってラマダンの1ヶ月は特別な期間で、日中は断食をするなどして神聖な気持ちで過ごします。

そのイスラム教の寺院は「モスク」と呼ばれ、お祈りの時間帯には多くのイスラム教徒が集まり礼拝を行います。

インド最大のモスクのひとつ「ジャマー・マスジット」は、オールドデリーにあります。中庭には、2万5000人収容ができるそうですよ~ 大きい!

こちらの塔(ミナレット)は高さ40m、上まで登ることができます。

エスカレーターなどはなく、自分の足で、螺旋階段をグルグルグルグル一歩ずつ。

塔のてっぺんまで上ると、デリーを一望できます。 眺めは最高★

ところでお気づきでしょうか。一部の人は、おそろいの柄の布を体に巻きつけています。イスラム教では、「肌を見せてはいけない」とされているため、半そでや半ズボンの服装でモスクを訪れる際には、布で肌を隠さないといけないのです。

インドにはさまざまな宗教の人々がいて、お互いの風習や規律を尊重し合って暮らし、旅行者に対しても自由にさせてくれることが多いのですが、各宗教の“テリトリー”に入ると、やはり郷に入れば郷に従わなければならない場面に出会います。こんなとき、「あぁやっぱり、違う文化なんだな~」と実感します。

ちなみに、布地は入場時にレンタル(有料)できますが、自分のものを1枚持っていくと、インド旅行中はなにかと便利ですよ☆

 

夕暮れ時もきれいです。

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