インドといえば、ITエリートや99×99を勉強する小学生など、そんな頭脳集団が注目されることも増えてきましたが、村に足を向ければ、まだまだ教育の行きとどいていない地域の方が多いのが現状です。
↓とある学校の授業風景
雨季には水浸しになり、酷暑期には容赦ない日差しが肌を刺します。
こんな過酷な教室でも、こどもたちの授業への集中力は高く、先生の話を聴き逃すまいという気迫が感じられます。
↓こちら、幼稚園年長組にあたるクラスを覗いてみると…
「手に持っているものは何?」
「えんぴつ だよ!」
小さな小さな掌に見えるのは、小さな小さな「えんぴつ」です。
たった2㎝のえんぴつを1本、大切にポケットに入れて登校している子どもたち。
恥ずかしながら、わたし、スタッフYは、こんなに小さくなるまで、えんぴつを使ったことがありません…。
「学ぶこと」 「ものを大切にすること」 … インドでは、ふと立ち止まって、考えさせられることも多々あります。
これもまた、「インドを旅する」ことの醍醐味かもしれません。