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アショカツアーズ流インドの歩き方

印度スタイルの記事一覧

*インドの値段*トラック一杯のレンガでキトナー・ヘイ(おいくら)?

2016年06月28日 18:16


なんてことのない、レンガですが。。。「なんだか、かわいい♪ アートやわ♪」と、つい写真をパチリとしてしまうのは、わたしだけでしょうか?


このレンガ、ヒンディ語で「スンダル」と書いています。「美しい」という意味なので、ますますアートな気分になりそうなのですが、実際は、単なる「レンガ会社の名前」とのことでした☆


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インドの建物は、まだまだ「レンガ造り」が主流です。レンガを積んで壁を作り、表面にセメントを塗って固めます。(セメントなしでレンガ丸出しの場合もあり)



インドで家を建てる際は大量のレンガを購入する必要があるのですが、さて、レンガ1つの値段はいくらでしょう? …想像もつきませんね…


インドでは、レンガは「トラック一杯、二杯、、、」という買い方をします。


地域や質によって値段もピンキリですが、北インドのクシナガラのとある村では、良質な焼きレンガ トラック一杯=約2000個=約10,000ルピーとのことでした。つまり、1つあたり 5ルピー(約8.5円)です。 ちなみに、低品質の日干し煉瓦だと、この値段の3分の1ぐらい(約2円!)だそうです。日本だと、ホームセンターで、レンガ1個あたり100円前後ですので、十分の一以下、ということになりますね。


とってもお安いのはうらやましいのですが、品質はあまり信用できないようで、よく問題が起こっています。レンガの良し悪しは、素人にはなかなか見分けがつきにくく、粗悪品をつかまされることが多々あるのです。


小さな「物置小屋」程度ならまだしも、「家族で住む家」を粗悪品のレンガで建ててしまったら、もう悲惨です。重さで内から粉々になってくるそうで、せっかく新築して生活を始めた家が、たった数年であちこち崩れてきて、まともに住める状態ではなくなってしまうことも。


そういえば、インドの田舎で、ボロボロになった建物をよく見かける気がします。仏跡ツアーで、町から町への長距離移動中に「青空トイレ」にちょうどよい場所として、朽ち果てた建物を利用させてもらうことがよくあるのですが、こういう気の毒な事情があったのかもしれません。。。今後は、心して使わせていただきます。

*おしゃれなインド*アディダスのターバン

2016年06月24日 10:26

ジャイサルメールを旅する際、事前に手配をお願いしたドライバーさんとは、駅で待ち合わせしました。


事前に聞かされていた情報は、『名前は、ラジュンさん』『シーク教徒なので、ターバンをしているのが見た目の特徴』ということだったので、「ターバンをしたドライバーさん? これは、なかなかインドっぽくて、いいね!」 と、楽しみにしていました。


 


で、登場したラジュンさん!



ハイみなさん、ターバンに注目~★


「あれれ... ターバンって... アディダス? adidas?」


こういう感じ↓のボリューミーなものをイメージしてたので、ちょっと意外・・・



ラジュンさん曰く、これが“オシャレ”で“イケてる”そうで、これ以外のターバンも全部、この帽子タイプとのこと。聞くと、5つのターバンを使いまわしているらしく、全色、黒色だそうです。なぜなら、服とのコーディネイトがしやすいから。


ちなみに、「インド人=ターバン巻いている」と誤解されていますが、ターバンを巻くのは、『シーク教徒」』の方だけです。


シーク教徒は、髪の毛を生まれてから一度も切りません。それから、髭も。だから男性は皆、立派な髭を蓄えて、ターバンの中に長く伸びた髪の毛を収めています。


で、ここで疑問がわきました。「ラジュンさんの髪、全部この中に入ってるってことは、ちょっと少なめなのかな・・・」尋ねてみると、「髪の毛が細いんだよ~」とのこと。にしても、推定60~70年間は伸ばしっぱなしの量を、よく上手にまとめてるなぁ~、と感心します。髪が太くて多い人は、さぞかし大変な思いをしているのではないでしょうか。


この日以降、数少ないシーク教徒の人に会うたび、ターバンの大きさに注目したところ、黒柳徹子さんサイズの人もいれば、塩沢ときさん(若い方、ご存知でしょうか・・・)サイズの人もいれば、塩沢ときさん×2倍サイズの人もいました。


ターバンの色は人それぞれで、adidas(本物かどうかはさておき) のような 「おしゃれターバン」 は、あまり見かけませんでした。


 


ちなみに、インドで、「シーク」教徒と発音しても通じませんので、ご注意を★「シック」と発音してみてください!


 


インドを旅行中、何かひとつのモノやコトに注目するのも、楽しくてオススメです。


たとえば、「チャイに注目」「ターバンに注目」「リキシャに注目」「サリーに注目」「牛さんに注目」「インド人の携帯の着信音に注目」など、大袈裟ではなく、ちょっとしたテーマを持つと、おもしろい発見があるかもしれませんね。

*インドの謎品*プールに浮かんでいるものは?

2016年06月17日 10:14

インドのデリーにあるモスク「ジャマー マスジット」前にある「ミーナ バザール」にて…


 


んんん? 何を売ってるのかな???


プールに浮かんでいるのは???



そう、腕時計です!


どうやら、防水をアピールしたいらしい…



おひとつ、いかがですか?


 


興味半分で購入した方によると、針は3日でストップいたしました…。


予想どおり!!


 


インドの露店で売っている商品の多くは、あっという間に壊れてしまうことがほとんど。安~い商品を買うときは、すぐ壊れるものだと思ったほうが、あとでガッカリせずに済みますよ☆

*かわいいインド*小学校の壁の絵

2016年06月14日 10:10


 


北インドをバスで旅行されたことのある方なら、一度は見たことのある絵だと思います。


 


この絵は、北インド UP州(ウッタルプラディッシュ州)の公立小学校の壁に必ず描かれている絵です。


「みんなで勉強しよう」という意味あいの言葉が描かれています。


かわいいですね♪

*インドのイクメン*@算数クラス

2016年06月07日 15:17

新学期が始まったばかりのインドの小学校で、4年生の教室を覗かせてもらいました。


 


算数の授業中、子どもたちは真剣そのもの! 私語なんて皆無、先生を凝視しています。



 


↓あれ、先生の隣にクラスメイトたちより年少さんっぽい子どもが…?



 


↓授業後に先生に尋ねてみると…



先生のお子さんでした♪


 


日本では見ることのない「子連れ授業」ですが、教室にいる子どもたちも他の先生方も、“ごくフツーの光景”って感じで誰ひとり気にしていません。


こんな風におおらかで、子どもや子育てする親にやさしいインド社会が、うらやましいなぁと感じます。